こどもの語彙力を上げる4つの方法
こどもの語彙力を上げる方法を具体的に紹介していきます。
語彙力を上げるのは0歳から
最近の知育は0歳から始めるのが常識になっています。0歳といえばまだまだ言葉も上手に発することもできません。しかし語彙力を高めるには0歳の時にどれだけお母さんが赤ちゃんに話しかけたかがとても重要なのです。
例えば赤ちゃんがオムツを替えてほしい時やお乳がほしい時、不思議ですがお母さんは大体わかってしまいます。その時に無言で赤ちゃんのお世話をするよりも「オムツ変えてほしいのね」とか「お腹が空いたね」とか話しかけることによってその後語彙力が変わっていきます。
まずは、赤ちゃんの時に話しかけること
とにかく赤ちゃんには話しかけてください。どんな些細なことでも、「今日は暑いね」とか「鳥の声が聞こえるね」とか赤ちゃんはお母さんに話しかけられるのが大好きなんです。
それを習慣づけることによってどんどん赤ちゃんの脳が活性化していき、大きくなった時には語彙力に大きな差が出てきます。
その時にスキンシップをするとなお良いです。スキンシップは赤ちゃんを安心させます。そしてお母さんの言葉がより深い安心と誘います。
おうむ返し
子供の話したことを黙って聞くよりも必ずおうむ返しをしてください。子供が「お腹すいた」といえば、「そう、お腹すいたのね」と返してあげてください。
これのおうむ返しができる家庭とそうでない家庭との語彙力の差もかなりあります。
大人のコミュニケーションでさえもおうむ返しは効果があるそうです。おうむ返しをすることによって信頼を得ることができるのです。例えば女性から人気のある男性はおうむ返しを自然としている場合が多いそうです。
語彙力を上げるには本を読むことが大切
本の好きな子は必然的に語彙力が伸びます。毎日本を読む子とそうでない子とでははっきりとした差が出ます。しかし子供を本好きにさせることはかなり難しいです。
では本好きにするためにどうすれば良いかといえば、とにかく幼児期に親が本を読んであげることです。本を読むことで知識欲やワクワク感が得られます。
文字を読む訓練も必要ですが、本を読みたいとの願望が文字を学ぶ動機にもなるのです。
会話は子供が主導
赤ちゃんの頃とは異なり、ある程度子供が大きくなると親はあまり話してはいけません。もちろんおうむ返しや返事はしっかりしてあげてください。しかし親ばかりが話して子供が話さないようになるとそれも問題なのです。
例えば英会話教室でも先生がおしゃべりだと生徒の英会話の能力は上がりません。
大事なのは、インプットよりもアウトプットなのです。語彙力を上げるためにはインプットも大事だけどアウトプットはもっと大事なのです。
語彙力が上がるとどんないいことが待っているでしょうか?
表現力が広がり自分の感情を伝えやすくなります。難しい本も読めるようになり、世界が広がります。子供になるべく多くの可能性を残してあげることが親の役割の一つです。
ぜひ子供に語彙力をつけてあげましょう。
2017年3月13日