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子供が起きるのが遅い時の対処法

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子供の遅寝遅きを治す方法

幼児の平均就寝時刻

ここに衝撃的な事実があります。日本小児保健協会が実施した「平成22年度幼児健康度調査」によると、22時以降に就寝する2歳児は35%という結果で、3人に一人は22時以降に就寝していることになります。またそれ以外の調査でも3歳児の半数以上が22時以降に寝ているというデーターもあります。

遅起きや寝不足が幼児に与える影響

深刻なのは、寝不足や遅起きが幼児の体に悪い影響を与えることです。

子供が何時に起きようが何時間寝ようが、学校が始まる時間は変わりません。結果、寝不足の状態で毎日の授業を受けることになります。現状、寝不足が原因で集中力が切れ学校の勉強についていけない子がたくさんいます。

勉強面だけではありません。寝不足は子供のイライラの原因にもなります。幼児で情緒が不安定な子が寝る時間を変えただけで治るケースもあるのです。

子供が起きれない原因

子供が起きれない原因は大きく分けて2つ、環境的要因と遺伝的要因があります。

環境的要因では、お父さんの帰りが遅く子供が会いたくて待っている場合や、上の兄弟が遅くまで起きているので一緒に起きている場合、夜遅くまで子供を外に連れ出している場合などいろいろです。

遺伝的要因では、親が朝型か夜型かが子供に影響するといわれています。例えば、同じ家庭でも両親どちらの遺伝を引き継ぐかで兄弟で朝が弱い子と強い子と分かれることがあります。

朝型と夜型が決まるのはいつ頃?

例え夜型に生まれた子供でも環境的要因で朝型にすることはできます。ただし小学校入学前に治さないとそのまま夜型になります。

子供を朝型にするには小学校入学前にしかチャンスはないのです。逆に言えば朝型の子も幼児期に遅寝遅きさせると夜型になってしまうのです。

子供を朝型にするには

一番簡単なのは、無理やり早い時間に起こしてしまうことです。子供は眠いのを我慢できません。朝早く起きると一時的に寝不足になるのでだんだん寝る時間が早くなっていきます。

それでも寝られない時は、外で思いっきり遊ばせます。子供は疲れると必ず寝ます。早起きをして外で遊べば疲れてすぐに寝てしまいます。

逆にお勧めしないのは夜早く寝かせようとすることです。無理やり寝かせようとしても寝れないものは寝れないので少しずつ寝ることに対して苦手意識が出てきます。

自然に子供が寝るように仕向けることが大事です。

 

子供を朝型にするには今この時期しかないのです。子供の将来がかかっているという意識を持って早寝早起きを心がけてください。

 

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