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幼児からの先取り教育は必要か? メリット編

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先取り教育には賛否両論ありますが、今回は先取りのメリットを紹介します。

先取り教育とは?

先取り教育とは、先の学年で学ぶことを前もって勉強することです。専門家の間でも「先取りした方が良い」と主張する人と、「する必要はない」と主張する人と、「科目によっては先取りした方が良い」と主張する人に分かれます。

ここでは、それぞれの主張を、先取り教育のメリット、デメリットのメリットを紹介します。

先取り教育のメリットとは?

先取り教育のメリットは、主に三つあります。

一つ目は、授業で躓くことがなくなるため、勉強嫌いになりにくく、余裕を持って勉強に取り組みことができます。

二つ目は、親が余裕を持って家庭学習に取り組みことができます。

三つ目は、得意なことをや苦手なことを学校のペースではなく、その子自身のペースで進めることができます。

授業に躓くと大変

一つ目のメリットはとても重要です。授業での勉強についていけないと、その科目が嫌いになる場合が多いです。一度嫌いになった科目を好きに変えるのは大変なので、先取り教育をして予防をすることが大切です。

特に早生まれの1月・2月・3月生まれの子は、統計的に4月や5月生まれの子に比べると、運動も勉強もできない傾向にあります。幼児期、低学年の時期の1年の差はとても大きく、家庭学習で差を埋めて、余裕を持って学べるように先取り教育をするのをおすすめします。

親が余裕を持つことも大事

家庭学習に置いて一番大切なことは、実は親のストレス管理です。

できないことを親が怒ると、すべてが悪い方向へ進み始めます。こうなるとせっかく時間をかけているのに、子供の成績は上がらない悪循環に陥ります。

ですので、このようにならないためにも余裕を持って、子供の学習計画を練る必要があります。先取りで余裕を持って進めることで親のストレスも軽減されるので、先取り教育はとても良い結果をもたらすでしょう。

子供のペースで進められる

子供には得意不得意があります。得意な学問は、少しだけ難しい問題に取り組むことで、知的好奇心を育むことができます。逆に不得意なことは、時間をかけて理解を深めていくことで、苦手意識を取り除くことができます。

しかし学校教育の現場では、一人ひとりのペースで授業は進められません。教育要綱にしたがって、決められたペースで進めることが求められます。

最高で一クラス35人の生徒を抱える公的な学校では、子供のペースで勉強をすることを求めること自体、無理な話なのです。

ですので、ご家庭内で子供のペースに合わせて得意なことは先に進む、もしくは苦手なことを先に丁寧に勉強しておくことはとても良いことだと思います。

まとめ

以上が先取り教育のメリットですが、どうでしたでしょうか?

ただし、先取り教育のデメリットもありますので、メリットとデメリットをしっかり把握して、子供にあった勉強方法を考えて見てください。

続きは先取り教育のデメリット

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