忘れるのが早い幼児期
覚えることばかり考えていませんか?勉強の基本は復習です。
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子供は忘れるのが当たり前
子供は覚えるのが早い反面、忘れるのも早いです。特に幼児期は、すぐに忘れてしまうので、また覚え直せば良いと気楽に考えて頑張って下さい。
よくあるパターンで、ひらがなを全部書けるようになって、ようやくカタカナの勉強を始めると、気づいたら半分以上のひらがなを忘れていたことが。。。悲しいですが、本当によくあるのです。
復習に8割
つい新しいことを教えたくなりますが、新しいことは2割で残り8割は復習に充てて下さい。遺伝による違いはあるものの、暗記力にそれほどの違いはありません。
記憶力が良い子とそうでない子の決定的な違いは復習にあてる時間によるものです。覚えたことをどれだけ忘れないでいるかが、新しく覚えることよりも大事なのです。
とにかく毎日やる
そろばんやピアノなどは一日やらなければ、直ぐに下手になっていきます。勉強の場合は、毎日やる必要はありませんが、覚えた事を復習する時間を週3回は取って欲しいです。
忘却曲線の理論で言えば、次の日、三日後、一週間後、一ヶ月後と復習すれば良いでしょう。個人によって差があるので、お子様に合った復習回数を把握することが大事です。
忘れても気にしない
忘れることは人間の防衛システムが上手く機能している証拠です。例えば嫌なことがあったとして一生それが記憶に残ってしまうと幸せな人生は過ごせません。
忘れることは実は良いことなのです。
問題は忘れたくない記憶を長期的に保持できるかどうかです。人間は忘れるのが当たり前なので、お子様に合った記憶術を楽しみながらぜひ見つけて下さい。
2018年7月19日