初めての小学校受験 考え方編
メリット編、デメリット編には書けなかった大切なことを書いていきます。
中学受験でも良い
日本の最高学府。東京大学の入学者の統計を例に取りますと、小学校受験組が6、7%、中学校受験組が60%以上となっています。
全国の国立私立小学校が1、2%、国立私立中学がだいたい10%と考えますと、小学校受験組と中学校受験組に差はないと言っても良いでしょう。
ただし国立・私立の小中学校卒ではない9割近くの人間が、残り3割の席を巡って戦うと考えますと、東大や有名大学に子供を行かせたいなら中学受験は本気で取り組んだ方が良さそうです。
小学校受験を迷われている方、惜しくも受からなかった方も、中学校受験で挽回できると思えば気が楽になりませんか?
受からなかった子にも頭の良い子が多い
受かった子は、頭の良い子であったり精神年齢が高い子だったとりと間違いなく素晴らしい才能や努力する力を持っています。
では受からなかった子は?と言いますと、実は「受かった子よりも頭が良いなぁ」と感じる子はいます。
小学校受験は、頭の良し悪しだけでなく、その小学校に相応しい態度をしているか、親の教養はどうかなど総合的に判断されることも珍しくありません。
塾に行けば、その小学校に合った対策をする場合が多いです。受からなかったのは、頭が悪いのではなくその小学校に合わなかったと考えるべきです。
また試験は通常1、2日で何倍もの倍率の中で行います。その短い時間で子供の本当の能力を見極めることなど困難なのです。
たとえ受からなかったとしても、縁がなかったと思ってください。子供の能力を測るものさしでは決してありません。
まとめ
メリット編、デメリット編では書けなかった大切なことを2つ書いていきましたが、結局何が言いたいかといいますと、小学校受験は素晴らしい経験ですが、決して全てではありません。むしろ東京大阪以外の地域にお住いの方は、小学校受験そのものがメジャーではないので、考えたこともなかった思う方が大半を占めるのではないでしょうか?
ですので挑戦してもしなくても、成功しても失敗しても、まだまだ楽しい教育は続くのです。
せっかく子供が生まれて、一緒に歩む機会に恵まれたのです。ぜひ楽しんで幸せな人生を送ってください。
また小学校で過ごす時間が長いので小学校選びは重要だと思うでしょうが、実は統計的には家庭学習の方がより大切です。
皆さんがしっかり勉強をし、適切な指導をすることがより重要ですので、受かればラッキーぐらいな気持ちでのぞんでください。
良い勉強ライフを!
2018年7月11日