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金曜更新!第1回 幼児の教育法 ヨコミネ式

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By: ajari

ヨコミネ式についてご紹介します。

ヨコミネ式とは?

鹿児島の保育施設の運営を通して、園長が試行錯誤の末、生み出した教育法です。現状で満足せず、もっと子供たちはできるとしっかりと信念を持っていたからこそ生まれた教育法とも言えます。

そのおかげで、子供たちは、3歳4歳でカタカナ、平仮名の読み書きでき、就学前に絶対音感を持ち、逆立ちまで出来るようになります。

現在では多くの保育園や幼稚園でヨコミネ式のやり方が広まっており、近くの幼稚園でもヨコミネ式を採用しているところがあるかもしれません。

読み書きはどのように教える?

ヨコミネ式ではひらがなをカードで教えます。絵の入ったカードで覚えていき、絵を除いたひらがなだけのカードを最終的には使用します。

書きは、とてもユニークな方法で覚えます。なんとひらがなではなく、カタカナから覚えていくのです。なぜならカタカナはひらがなに比べ直線が多くシンプルです。

幼児にとってはひらがなよりカタカナの方が書きやすく覚えやすいのです。

詳しくは、こちらの教材をご利用ください。近くにヨコミネ式の幼稚園がなくてもご家庭で出来るよう詳しく解説されています。


教育関連の書籍や問題集は、絶版になることも多いので、ご注意ください。

運動能力を鍛える

ヨコミネ式では、跳び箱10段や逆立ちが出来る子などがいるので、とても驚くと思いますが、その基礎を鍛えるのに必要なのが、走り込みです。

毎日授業の前に、全ての園児が徒競走をします。ハンデをつけてどの子も楽しめるように工夫されていますが、この走る力が脚力だけではなく、体幹も鍛えます。

体幹はスポーツの基礎となりますので、とても効率の良い学習方法と言えます。

また授業前の運動は多動を抑えるとの研究もありますので、勉強前に運動をさせるこのやり方は勉強効率も良くしてくれます。

絶対音感をつける

ほとんどの子が絶対音感をつけることが出来ると言いますが、実際のところは相対音感ではないかと思います。第5回で紹介する江口式教育法を勉強して頂くとわかると思いますが、ヨコミネ式の絶対音感は相対音感の勉強法になっていると感じます。

絶対音感と相対音感の違いはここでは割愛させて頂きますが、絶対音感をつけさせたいと思っている方がいらしゃった場合、注意が必要です。

やり方は、ミュージックステップ理論の身体反応をもとに構築されています。音色によって体を動かしてく方法ですが、また後日書かせて頂きます。

批判的な意見もある

全ての勉強法に言えることなのですが、称賛と批判の両方があります。

実際にヨコミネ式の幼稚園・保育園に通わせた人の話を聞くとポジティブな意見ばかりではありません。なぜならヨコミネ式の基本原理として競争原理を取り入れているからです。

勝てない、人より遅い子にとっては、これほど苦痛なことはありません。

またこれまで出来ていた子も分野によっては負けることもあります。

幼児期に競争原理を取り入れるのは、賛否両論あるので、ヨコミネ式を検討している方は、ぜひご家庭の教育理念に沿った決断をしてください。

ヨコミネ式の本がありますので、一度読んでみることをお勧めします。

卒業すると普通の子に

どの勉強法もそうなのですが、学校に頼ると悲惨な結果になります。

なぜなら勉強にもっとも大切なことは、継続だからです。いくら素晴らしい幼稚園に入れたとして、小学校に上がる時には、それまでやってきたことをやめてしまえば、全て忘れてしまいます。

ヨコミネ式で学んだ生徒のほとんどが逆立ちが出来なくなったり進んでいた勉強が追いつかれたりしています。

ですので、幼稚園・小学校に頼るのではなく、ご家庭でも勉強法の研究をしてぜひ継続してください。

 

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