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2歳から始める箸の使い方

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3歳頃になると箸を使えます。そのためには2歳からの準備が大切です。

何歳から箸は使える?

箸は早い子で2歳から使えるようになります。保育園でも2歳から練習をさせるところがあるぐらいです。

3歳になると練習している子の大多数が使えるようになってきます。しかしこれも個人差があるので、その子にあったペースで進めてあげると良いと思います。

箸を持たせない保育園

実は箸を持たせない保育園や幼稚園もあります。理由は2つあります。

一つには、先生が持ち方をしっかり見ることができず、子供が間違った箸の持ち方を覚えてしまうからです。

箸を使うと最初の頃は上手に使えないので、ご飯をいっぱいこぼしてしまいます。少ない先生で多くの子供を見る保育園や幼稚園では、掃除やご飯を食べない子の対応で正い箸の持ち方を教えてあげられないのです。

二つ目は、先にスプーンの使い方から教えたいからです。

スプーンをうまく使えないのに箸に移行することは避けたいのです。箸とスプーンは別の筋肉を使います。幼児期にはいろいろな動作をさせることによって脳を活性化させたり、体の動きを覚えます。ですのでまずはスプーンをしっかり使えるようになってから箸に移行するのが美しいのです。

注意点

まず最初に幼稚園や保育園を頼ってはいけません。理由は簡単です。教室によって違いますが一クラスに10人を超える園児がいます。その子達に先生が丁寧に箸の使い方を教えることはかなり難しいのです。よっぽどカリキュラムがしっかりしているところや先生に経験があるところしかできないと言っても良いでしょう。

次に、焦らないことです。人には向き不向きがあります。箸の使い方が下手な子はやっぱりいるんです。ただその子が勉強もできないかといえばそれは違います。やはり向き不向きなんです。

最後に、楽しく教えてあげる。子供に何かを教えるとき普段以上に感情的になることがあります。お子さんを愛している証拠だと思いますが、子供にとってはプラスはなくマイナスしかありません。良いところを見つけながら褒めながら教えてあげてください。

幼児への箸の教え方ガイド

いきなり通常の箸を持つことはかなり難しいです。ですので最初はこういう箸を使います。

右利き用

左利き用

親指、人差し指、中指が輪に収まるのでとても使いやすくなっています。これで持ち方は完璧かといえばそうではありませんが、これを半年から1年近く使ってから通常の箸に移行するといつの間にか使えるようになっています。

上記の箸を半年から1年使った後、どのような箸が良いかといえば、こちらが良いと思います。

右利き用

左利き用

右利き用は14cmから左利き用は16.5cmからあります。

指を置く場所にくぼみがあるため手の形が決まりやすいです。安心の日本製なのでオススメです。

幼児用から通常の箸に移行する間は平行すると子供も使いやすいです。昼は輪っかに入れる箸、夜はくぼみがある通常の箸と使い分けると移行しやすいです。

最後にマナー豆のようなゲーム間感覚で学べるおもちゃもあります。

6歳以上推奨と書かれていますが、上で紹介したイシダの箸が使える3歳の子でしたら苦戦はしますが使えます。ぜひ楽しみながら教えてあげてください。

 

東アジアのIQが高いのは箸を使うからなんて論文も存在するぐらい箸は知育に良いです。ホンマでっかで有名な脳科学の澤口さんも4歳までに箸の使い方を教えてあげてくださいと仰っています。

大変だと思いますが、ぜひ箸の使い方を教えてあげてください。

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