知育の広場のロゴ

無料教材、「100マス計算」の説明

5歳(年中)の知育記事 6歳(年長)の知育記事 知育記事

100マス計算を始める時の手順、注意点を説明します。

100マス計算とは

100マス計算とは、1から10までをランダムに縦、横に並べ、縦の数字と横の数字が交わる場所にそれらの数字同士を足して計算していくものです。

中学受験対策でも小学校3年生まで公文に行かせて計算力を磨かせる親は多いです。それぐらい計算力というのは受験や算数の勉強に大切です。

その計算力を磨くツールとしてこの100マス計算は注目を集めています。

10マス計算から始めよう

幼児に対していきなり100マス計算をやらせるのは、やめておいたほうが良いでしょう。理由は、問題が終わらずに集中力がなくなり、計算に苦手意識を持つからです。

幼児の集中力は年齢プラス1分、年長さんで7分、年中さんで6分ぐらいが普通です。小学生でさえも初めて100マス計算をさせる時は10分以上かかるのに。幼児で10分を切る子はほとんどいないと言って良いでしょう。

そこでおすすめなのが10マス計算です。

10マス計算ならすぐに終わります。しかも数字の1から始めるとスラスラ解けるので子供も自信がついてきます。

10マス計算を始める時期

10マス計算を始める時は、足し算の概念がわかった時です。指でも点でも何を使っても良いので足し算ができるようになれば始めることができます。

しかし足し算には、「5の壁」と「くり上がりの壁」とがあります。

「5の壁」とは片手は5本の指しかありませんので6を指で表す場合は両手を使います。すると両手がふさがっているのでたす方の数字を指で作れません。

この場合の対処法は2つです。一つ目は、頭の中で足し算をする方法です。なんども計算を重ねる内に頭の中でできるようになっていきます。しかし幼児にはなかなか難しいので2つ目の方法をお勧めします。

それはドットを使う方法です。数字の上に数字の数だけ点を書いてあげて、後からたす方法です。これもよく使われる方法ですので、ぜひ試してください。

そしてなんとか足して10までできるようになっても「くり上がりの壁」があります。

「くり上がりの壁」とは、10を超える数字が答えになる時です。有効なのはこれもドットを使うことです。ドットは足し算を暗記するか、頭の中でできるまでとても有効な計算方法です。

また同時期に進めて欲しいのは、足して10になる数字の暗記です。例えば「1+9」「2+8」などです。これができるようになれば頭の中で足し算をできるようになるまであと少しです。

10マス計算は、足し算の概念がわかり、「5の壁」、「くり上がりの壁」を突破してから始めるとスムーズに進むでしょう。

目標タイム

小学校1年生の目標タイムは10分です。早い子ですと6分ぐらいで終われますが、10分以内に終わらせるのが最初の目標です。

では幼児にはどのような目標を立てるかといえば、10マス計算、20マス計算とどんどん増やしていき、100マス計算までたどり着くのが最初の目標です。

日に日にレベルアップしていくと思うので楽しくなっていくと思います。

100マス計算からの卒業

100マス計算は考える力を育てるものではありません。考える力を育てる土台となるものです。100マス計算が速いからと言って算数の点数が良いかと言われればそうではありません。

計算の速さと考える力(応用力)が揃って初めて算数の問題が解けるのです。

ではいつ卒業で良いか?それは1分30秒を切ればもうやらなくても良いと思います。または算数の問題を解くためのウォーミングアップで使うのがベストです。

間違っても100マス計算のみ進めることはお勧めしません。算数の勉強前のウォーミングアップ用です。

100マス計算無料ダウンロード

知育の広場では、100マス計算の無料ダウンロードを始めました。ぜひご利用ください。ただし時間アップが目標とせず、算数の土台を作る意識は常に持ってのぞんでください。

4マス計算ダウンロード

10マス計算ダウンロード

20マス計算ダウンロード

30マス計算ダウンロード

40マス計算ダウンロード(準備中)

50マス計算ダウンロード(準備中)

60マス計算ダウンロード(準備中)

70マス計算ダウンロード(準備中)

80マス計算ダウンロード(準備中)

90マス計算ダウンロード(準備中)

100マス計算ダウンロード(準備中)

 

 

 

ページの上へ