カタカナ、シとツの教え方
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「シ」と「ツ」が混乱する子はとても多いです。そんな子たちのための解決法を教えます。
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「シ」と「ツ」の教え方
「シ」と「ツ」は見た目がとても似ていますよね。幼児がこれを見るとほぼ同じように見えるらしいです。
では「シ」と「ツ」の違いをどのように教えれば良いか?
まず普通に教えようとすると「上から下へ書くのがシで、左から右へ書くのがツです」と教えるのが王道なやり方です。
しかしこれで覚えられるなら苦労はしないのです。特に3歳4歳の子に教えようと思うとなかなかスムーズに行きません。
ひらがなで教える「ツ」と「シ」の違い
これはひらがなが確実に読める子限定の教え方です。
実はひらがなも「し」は上から書きますが、「つ」は左から書きます。ですのでひらがなが完璧にわかっている子でしたら、ひらがなを頭に浮かべればわかるようになります。
ただこれは3歳4歳の子にはあまり通用しない場合が多いです。
片方しか覚えない
実はこれが一番効率の良い方法です。まずは「シ」だけを覚えて、「ツ」は無視をするのです。カタカナで何かを書く時に困らないかと言われれば、そういう場合もあります。しかしカタカナで文章を書く機会はあまり多くありません。
だいたい文字を書くときはひらがなを使いますし、カタカナを使っても「ツ」を書く機会はもっと少ないです。
そして幼児のうちに覚える場合は、例え「ツ」が書けなくても成績に関わる問題でもないし、勉強熱心な幼稚園に行っていない限りは書く機会もありません。
少し気持ち悪い感じがする方もいらっしゃるかと思いますが、これが一番の方法です。
片方を完璧に覚えたらそこでようやくもう片方を覚えてください。
何もしない
最後に、「そもそも何もしなくても良いんじゃない?」と思うことも大事です。
間違いなくカタカナに慣れてくると「シ」と「ツ」の間違いは無くなります。毎日本を読ませたり、字を書く練習をしていればいつの間にか直っています。
ですので、あまり心配をしなくても良いのです。
いつか必ず直るものに固執するより、その時間を有意義に使った方が良いと考えると気が楽になりませんか?
幼児期はみなさんが思っている以上に短いのです。幼児期にやらなければいけないことはたくさんあります。優先順位としては「シ」と「ツ」の違いなんてずっと下の方です。
あまり気にしなくても大丈夫と声を大にして言いたいです。
2017年4月28日