親も一緒に勉強する大切さ
子供の教育に一番大切なことは親も一緒に勉強することです。
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子供に勉強を丸投げしない
たまに子供が全然勉強をしないと悩むお母さんがいます。話を詳しく聞くと「そりゃしないだろうな」と思います。
なぜなら子供に勉強をする習慣と、学ぶことの喜びを教えていないからです。
世の中には、産まれながら勉強が好きな子がいますが、本当に稀です。通常は子供に勉強の習慣をつけて勉強好きに親が導いてあげることが大切です。
しかし子供が勉強しないという親ほど子供の勉強に付き合っていないのです。勉強の習慣はトイレトレーニングと一緒です。子供のトイレの頻度を分析してトイレトレーニングをして、できるか見守ってあげて初めて一人でトイレに行けるのと一緒で、勉強の環境を整えて、字の書き方や、鉛筆の持ち方を教えて、近くで勉強を見守って初めて一人で勉強ができるようになるのです。
親の姿勢
本好きの子はほとんどの場合、両親のどちらかが本を読む習慣があります。勉強も同じです。大人になっても学ぶことが好きな親の子供は勉強を好きになることが多いのです。
子供は親の姿勢をよく見ています。親が勉強しないのに、子供だけが勉強をするはずがありません。
また幼児の場合は、見たものが全てです。親が喧嘩をすれば仲が悪いと思い、休日寝ていればお父さんは毎日寝ていると思います。ですので子供の前であえて勉強をしてあげることも大切です。
杉山愛の母から学ぶ
元テニスプレイヤー杉山愛さんの母は、杉山愛さんを育てる時に、いくつかユニークな教育法を実行しました。この記事では紹介しませんが、その中で一番感銘を受けたのが独学でテニスのトレーニング方法学び、杉山愛をトッププレーヤーにご自身の手で育て上げたことです。
一時期杉山愛さんは他のコーチに教えを請っています。しかし杉山愛の母は、きっとうまくいかないと思ったそうです。それほど我が子の性格、体の特徴を把握し、トレーニングをしていたのです。
今では杉山愛さんの母のテニスサークルはかなり有名になり、あの錦織選手もリハビリ中は杉山愛選手のお母さんにお世話になりました。
また60歳にして独自の指導法に学術的な理論を加えるために早稲田大学大学院に入学したほどの勉強家です。
有名選手の子にその親ありです。
親も楽しむ事
先日下克上受験が最終回を迎え、面接時お父さんが、
「子供と一緒に勉強するのは楽しかった」
と話す場面がありました。
自分の子供の事になるとついイライラします。ベテランの先生でさえ自分の子供の事になると冷静では入られません。
しかし、このイライラは子供に良くないのです。楽しいとドーパミンが出ます。ドーパミンが出ると効率的に学ぶ事ができます。しかし親がイライラすれば、子供は楽しくないので学びの効率が悪くなるのです。
親が一緒に楽しく勉強することが、頭の良い子を育てるコツなのです。
2017年3月18日