短い勉強を組み合わせる勉強方法

幼児の集中力はとても短いです。その中で結果を出す勉強法を紹介します。

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子供の集中力

子供の集中力は年齢プラス１歳です。もちろん好きなことをする時は、それ以上に集中ができることもあるでしょう。しかし基本的に子供の集中力は短いのです。

知育教育に大切なのは短い間に最大限の効果をもたらすことです。

チンパンジーの調教と幼児の教育は似ています。チンパンジーの調教師は何かできた時はとにかくすぐに褒めるそうです。また少しでも嫌なそぶりをした時はすぐやめて調教の時間を楽しいと思わせるそうです。

幼児教育も一緒です。このぐらいで嫌になりそうだなと思ったらすぐにやめるのが大切です。それは次回の勉強につなげるために大切なことなのです。

ある有名な幼児教室では、１０００種類以上の教材が用意してあって、年に１００近くの教材を子供に使わせます。幼児の集中力が短いことを知っているので数分単位で違う教材を組み合わせるそうです。

幼児に対しての教育はいろいろなことをバランス良く教えることが大切です。一つのことが出来なくても他のことをやれば良いのです。

幼児の教育をしていると、あることに気づきます。幼児が止めたがっているのに時間を延長してやらせるともっとできなくなるのです。

そして次の日同じことをやろうとすると完全にイヤイヤモードに入っています。

実は心配しなくても今日できなかったことを違う日にやると、いつの間にか出来ていることが多いのです。特に大人になれば全員できることは結局できるようになるので急ぐ必要はありません。

まずはすぐに始めることです。勉強を始めますと言ってから子供が何を言おうがすぐに始めてしまいます。ここで他ごとを始めたりお話をしたりするとそれが癖になってしまいます。

次に、10種類以上の勉強を用意することです。それも別々のジャンルが良いと思います。勉強にブロックや歌、体操などを組み合わせるとなおいいでしょう。

例

このように幾つかの教材を組み合わせることによって飽きることなくお勉強ができます。

最後に、好きなことを最初と最後に持ってくることです。人間は老若男女頭のエンジンがかかるのに時間がかかります。まずは好きなもので頭のエンジンをかけてあげて、苦手なものや嫌いなものをするのが良いでしょう。そして最後に楽しいことを持ってくることによって勉強に対して良い印象を与えることができます。

子供も一人の立派な人間です。正直で素直な人間なのです。つまらないことをいつまでもできないし、親の思い通りに動くこともありません。

彼らをやる気にするのに私達大人が工夫をして導いてあげなければなりません。

2017年3月18日